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コラム

「広告漫画」のお仕事について

ありがたいことに今年・昨年で100枚以上広告漫画のお仕事(非公開実績含)をさせていただきました。そこで、広告漫画制作において私が大事にしていることをまとめました。

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先に結論から言いますと、私は広告漫画を描くにおいて
「訴求力を少しでも上げる(商品やサービス購入につながる)」ことを意識して制作しています。

「いやいや、広告なのだから当たり前だろう」とお思いの方もいらっしゃると思います。書き手のみなさんもただ描いてるだけでなく商品や企業のために描いていらっしゃるのですから。このnoteでは、私なりの「訴求力のある広告漫画を描く上で大事にしていること」を書きます。

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そもそも「広告漫画」とは?

おそらくみなさんに一番馴染み深いのは、進研ゼミではないでしょうか。あとはWEBバナーやインスタのストーリー広告など。最近は広告の手法として漫画が用いられることがとても増えています。

漫画誌の読者に夢を与えるエンターテイメントの漫画と違って、
広告漫画は、広く世間に知らせることや購買につなげるのが目的です。

極端に言えば、漫画が面白いよりも「訴求力があるか?」がポイントです。例えば進研ゼミの漫画がどんなにおもしろくても、読後に「進研ゼミを始めよう!」と思わせることができないと「広告」としては弱いのです。(※現在は多種多様な漫画がありますし、広告論を言い出せばきりがないので、あくまでわかりやすい例としてです)

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「訴求力」の高い漫画を作るためには?

例えばダイエット食品の漫画を描こうとした時、「痩せるよ!」とだけ伝えても読者の心に刺さりません。他に訴求力を少しでも上げるためにどうするか?

私は以下の3点に注力しています。
①共感力
②媒体
③デザインとの整合性

共感力

訴求力を上げるさせるテクニックの一つに、「読者に共感を持ってもらう」というものがあります。例えば進研ゼミなら「この主人公みたいに頭が良くなって部活も恋愛もうまくいくかも!」といったものです。

そのために
・キャラクター
・セリフ
・演出
・場面

などにこだわる必要があると考えます。

例えば、わかりやすくダイエット広告で表します。
・ターゲットは女子大学生
・痩せて素敵な彼氏が欲しい
という設定だとします。

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そして、

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どちらのほうが共感しやすかったでしょうか・・・?

(とてもラフな漫画で恐縮ですが)AとBではなにが違うかといいますと
・主人公の外見(彼氏が欲しい女の子なので髪型やアクセサリーにも気を使う)
・喋り方や語尾に大学生らしさを(「太っちゃったのよねえ」→すこし年上っぽい 「すごーい」→逆に幼い)
・痩せたイメージを想起させる
・すぐにスマホで購入させることで、行動を促す

とても地味なことですが、こういった細かい部分をターゲットに寄せることで共感度は上がるのだと考えています。

②媒体

広告漫画は色んな場面で見られます。
・SNS(スマホ、タブレット、PC)
・WEBサイト(スマホ、タブレット、PC)
・チラシ(紙)
・youtube(動画)
 など
つまり媒体がそれぞれ違うので、それぞれに適した描き方をしなければなりません。

例えばスマホであれば
・画面が小さいので、あまり文字を多くしないように
・縦長漫画が見やすい

タブレットやPCであれば
・縦長よりページ漫画にして読みやすく
・大きく見れるので細かい説明なども可能

紙であれば
・実際に手にとってもらうことを考えた見せ方が可能
・アナログならではのギミックができる(表紙を付けて雑誌風にしたり)

動画であれば
・音楽や動きがつくので迫力のある見せ方ができる
・動画内でストレスなく可読できる文字量を思案

または最初Web用に作って動画にも使いたい、となると両方の特性を加味した描き方をしなければなりませんし、全部自分で作るとは限らないので他の人が見てもわかりやすいデータであることが求められます。

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③デザインとの整合性

②にもかぶるところなのですが、広告漫画はそれだけでなく、チラシ・DM・LPサイトなど、デザインとセットで世に出ることが多いです。デザイナーも行っているので一緒に制作させていただくこともあるのですが、分業の案件も多いです。

そういった場合にデザインの中に入ったときに、ちゃんと一体感が出るように考えて漫画を制作します。(時にはデータの作り方もそれで変わってきます。)例えば「ダイエットLPサイトにあうのはどんな色味、サイズなんだろう?」などそういったことを考えます。

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広告漫画のお仕事の受け方

私の漫画の価値は、訴求力を高めるために思案する「ブレーン」の部分にもあります。それはいままで6年以上広告業界に従事してきた制作、ディレクション経験から発揮されるものです。

また今まで100本以上の広告漫画を描かせていただいた経験から、より広告価値のある漫画を提供できると自負しています。

今後はただ漫画制作をするだけ、というより、「広告的見せ方」を含めた広告漫画制作を前提にお仕事をお受けさせていただきたいと考えています。また、「企画」のみを考えるお仕事も今後は積極的にお受けしようと思っております。

・漫画は悪くはないけどなかなか数字につながらない!
・企画演出を一緒に考えて欲しい!

そんなお悩みを持たれる方がいらっしゃいましたら、一緒にお仕事できたら幸いに思います。

企画力、画力向上に努めクライアント様の利益に直結するお仕事を行いますので、今後ともよろしくお願いいたします!