コラム

絵が上手くないけど絵で食いたい人達へ

神絵師の腕を食いたい!まさき(@m_msak7)です。
絵を描いている人は常に「もっと絵が上手くなりたい」と思っていると思うのですが
本日、この記事でいう
「絵が上手くない」は
「今すぐ絵だけで稼ぐには難しい人」と定義します。
「絵だけ」と限ったのは「絵以外のスキル」を持ち合わせていたら仕事になる可能性があるからです。
この記事で伝えたいのは
スキル(武器)がいくつかあると自分のしたい仕事ができる可能性が大きく上がる、ということです。

絵が上手いだけでは、なかなか食えないし、逆に絵が下手でも仕事はできる

SNSで常に「お仕事募集中です」と書いている絵描きさんや
年収が少ないと嘆くイラストレーターさんをたまに見ます。
絵は申し分なく上手いのに、です。
逆に、私は絵でお仕事をさせていただく機会をいただいています。
謙遜抜きで絵描きさんならわかると思うのですが、
私の絵は技術もセンスも未熟です。
それなのになぜ、仕事になっているのか?

答えは、私が「デザイン」ができるからです。
私は小・中学生の頃漫画家になりたくてずっとノート漫画を書いて
友人たちに見せていました。(ええ、そうです、俗にいう黒歴史ノートですw)

そして高卒後の進路を考える際に
「自分は高卒すぐに漫画家やイラストレーターにはなれない」と自覚しました。
技術も努力も圧倒的に足りていなかったからです。
でも、なんとか絵やクリエイティブな仕事に関わりたくて
デザイナーを志したのが始まりです。

現在はデザイナーの仕事をしている流れで
イラストや漫画を描けています。

絵ばかりかけているわけではないけれど、
好きなことを全く諦めずに済んだし、
デザインの楽しさを知ることができました!

今はスキル(武器)をいくつも持っている人が増えてる時代

このクリエイティビティが発達した現代で1つのスキルで生きていくのは難しいと思っています。
例えば、絵で言うと
「絵だけ」で食っていくのは本当に本当に難しいと思ってて、
それができるのは本当に本当にハイセンスな方達だと思います。
私はこれを「一点突破型」って内心呼んでます。(草間弥生さんなどがそれにあたるのかな、と。)
最近勢いのあるアーティストでいうとloundrawさんや米津玄師さんかなと思っているのですが、
彼らも武器をたくさん持っています。
loundrawさんは、絵だけでなく漫画も描けるし、動画も作れます。
米津さんは、音楽だけでなく、イラストも、動画もできます。

    

それを思うと1つの武器で大成功を収めてる人がいかに少なく、希少であるかがわかると思います。
今、どうにか1つの武器で頑張れている人も10年後はその地位を保てるかというと難しいと思うんです。
なぜなら今の小中学生はyoutube,tiktok,ツイキャスなんかが当たり前で、
「自分で良いものを作って発信する」センスがすごい培われています。

その世代がさらにセンスを磨いて10年後業界に入ってきた時に武器が少ないと「使えない人材」になりかねないんです。
私たちのような既に現場でやっているクリエイターは、
自分のスキルをとことん伸ばすか、自分の別の素質を伸ばすことを視野に入れることが必要だと思っています。

好きなことで食うために

「好きなことで生きていこう」
「好きなことを仕事にしよう」
最近こういった文句多いですよねw
でもそれはなぜかというと一昔前までは
「仕事とは我慢である」という風潮が強かったからなんです。

好きでもない営業の仕事
好きでもない事務仕事
好きでもないし、興味もないし、やりたくないけど、
生きるために仕方なくやってる・・・そうしないと生活できないから。
自分もそうしてしたくないことを生活のためにやっていた時期があるので
すごくよくわかるし、その考えに浸ってました。
(自分は学生時代、学費と生活費のためにほぼ毎日居酒屋で働いていて、おかげさまで接客が嫌いになりました!今は改善されましたがw)

今はSNSが発達し、男女の扱いも少しづつ改善され、「個人」の時代になりました。
我慢して嫌なことしなくても「好きなことを仕事にする選択ができる時代」になったんだと思います。
そんななか、せっかく自分好きなことがあるのに
それを諦めて好きでもない仕事につくのってすごく勿体無いと思うんです。
そして、そのやり方を知らないだけのひとが多いのかなって思うんです。
実は結構クリエイターって「一点突破型」が多いと思われているけど
大体の方がスキル(武器)をいくつか持った「マルチクリエイター」なんです。
そこに気がつかず、1つのスキルだけに限定しちゃって、
「なんで仕事にならない」と嘆いてもそりゃ難しいと思います。
冷たい言い方をすると、
自分は「一点突破型」天才なのかどうか、を早めにジャッジして
天才でないなら努力の方向性を考えた方がいいと思います。
(時間や経済的にゆとりがあるなら、ゆっくり考えるのも良いと思います)

どんなスキル(武器)を備えればいいか

先ほども述べたように私の武器は現在
「デザイン」「イラスト・漫画」のせいぜい二つです。(イラストと漫画は近しいのでまとめます)
正直、この2つができる人なんてごろごろいるし、珍しくもなんともないんです。

となると、このままだと、自分より上手い人に仕事が流れていって終わりです。
なので、最近「動画」の勉強をはじめました。
まだ学び出したばかりですが、この3つが完璧にできるようになったら
結構な強力武器になると思うんです。

なぜ、この動画を新たに学び出したかというと
スキル(武器)は近似値のものより、離れたものを習得した方が可能性が広がるからです。
畑がちがうので、携わる人もちがうし、
近しいことができるのは別段驚きませんが
全く違うことができると掛け合わせて生まれるものが大きいです。

作詞作曲できて、歌も上手くて、CGモデリングが作れるイラストレーターとか
強そうじゃないですか?w

別にクリエイティブなスキルばかりでなくてもいい、
というか、むしろそうでないスキルもあった方がいいと思います。
例えば、コミュニケーションがうまい、英語が話せる、アイデアマン、ビジネスセンスがある…など!
コミュ力高いだけでも、大分強いスキル(武器)だと思います。
もう「コミュ障ですぅー」とかいってらんないです、ほんとw

自分が何をしたいのか?
それはどうにかして、それで食っていけないか?
何の要素を足せば、それは叶えられるか?

そう言う風に考えるともっとみんな楽しく働けるんじゃないかな、と思います。
偉そうにつれつれと書きましたが、
1つの意見として、進路や将来に迷われている方の参考に少しでもなれば幸いです。

ABOUT ME
有柚 まさき
漫画も描けるグラフィックデザイナー 1990年生/大阪在住 広島、岡山、徳島、兵庫、埼玉などを転々としており、現在は大阪市在住。広島弁ベースの関西弁を話す。(要はなまっている) 自分の強みであるイラスト、マンガが描けるスキルをもっと生かしたいと思い転職でなく、自ら仕事を開拓できるフリーランスになることを決意。 趣味は漫画、アニメ、映画鑑賞・SNS(twitter廃人)・ビジネス本を読むこと