4月3日から5日までクリエイターEXPO2019に初出展しました。自分へのまとめと来年出展予定の方の参考になるよう記事にしようと思います。
▼クリエポについてはこちらをご覧ください。

contents
出展風景
デザイナーゾーン【E4-41】にて出展。
「漫画広告」をメイン商品に売り込みました。自分はグラフィックデザイナ経験が長い+漫画を描けることが強みなので、そこを押しました。また、単純に「漫画描きます」「デザインできます」だけでは窓口が広すぎてアピールにならないかなと考えたためです。
他の出展者さんたちのブースを拝見するともっと凝ってらっしゃいました。(自分以外のブースは撮影禁止なのでここでは掲載できません。他の参加者さんの記事をお読みください…。)
とくに実物の実績がある方(パッケージデザイン、書籍、立体物など)は机いっぱいに飾っていらっしゃいました。自分を含めクリアファイルに実績を入れる方も多かったのですが、通りかかる人の目に止まるためには実物があった方がいいと思います。(書籍は結構ご興味持ってもらえたので大正解でした。)
もしクリアファイルに入れる際は、案件ごと(例:雑誌、パッケージ、ポスターなど)にわけて、名前をつけておくと商談の際にわかりやすいかと思います。(隣のブースの方がそうされていました)

▲こちらは2日の搬入日の写真
▼こちらは開催1日目の離席時の写真(ファイル内は権利関係でぼかしています)

席にいるときはyoutubeの漫画メイキング動画を流したりして少しでも興味をもってもらえるようにしました。また、クリエポのリアルタイム実況を漫画で行うことで他参加者との差別化を図り、twitter上で発見されやすく来場者・参加者の方と繋がれるようにしました。
■リアルタイムクリエポ事件簿②
理想の夫婦#クリエポ#クリエイターexpo pic.twitter.com/DvAwk7ieol— 有柚まさき▹▸4/20法務小僧 (@m_msak7) April 3, 2019
■リアルタイムクリエポ事件簿④
思わぬ出会い#クリエポ#クリエイターexpo #リアルタイムクリエポ pic.twitter.com/m01TF10F73— 有柚まさき▹▸4/20法務小僧 (@m_msak7) April 4, 2019
- ほぼタペストリーしかみられない
- 実物大の実績(書籍、パッケージデザインなど)があるなら飾った方がいい
- 通りがかっただけで実績がわかりやすいように
- クリアファイルに実績を入れる際は、ラベリングしたほうがわかりやすい
準備物と費用について
今回初参加ということで、何をどれくらい準備して費用感はどれくらいだろうかとドギマギして望んだのですが、これはクリエポ参加される方みんな思われるそうです。笑
会場でも「パンフなん部すりました?」「いつから準備しました?」「ホテどことりました?」みたいな話は大く聞きました。
■準備物について
B0タペストリー
これはほとんどの方が用意されていました。大きさはまちまちですが大体の方がB0。たまに大きい方で壁一面とかでした。タペストリー以外だとハレパネっぽいボードでされている方が多く、イラストレーターゾーンではギャラリーみたいに自身の作品を額に入れたり印刷したものを壁紙的に飾っている方もいました。
A4二つ折り冊子(仕上がりA5)
ほとんどの方がA4の数ページの冊子もので、実績を掲載していたのですが、時間がなかったことと、webサイトをみてもらいたかったので、シンプルなものにしました。しかしシンプルにしすぎて失敗した感が大きいので反面教師にしてください。笑
実際に渡せたのは200部くらいです。目があった人、興味を持った感じのした人に渡したのですごく少ないです。
通りすがる人全員に何が何でも渡すぜ!って感じの方がほとんどだった中で同じことしてもなあ・・・というあまのじゃく思考です。
周りの方々は大体500〜600部は渡せたとおっしゃっていました。


名刺
パンフの裏に連絡先は書いていても、名刺はあったほうがいいかと思います。なぜなら、名刺交換を口実に企業さんの名刺を得られるからです!
通りすがりながらパンフレットはとってもらえるのですが、名刺はとって行かれる方が少ないor取らない方が多いので、パンフほど数はいらないかもしれません。逆にいうとパンフに連絡先掲載は必須だと思いました。
- B0タペストリーが多いが、ボードで飾る人もいる
- 冊子は根気強く渡しまくるのであれば500以上あったほうがいい
- 冊子にも連絡先の記載は必須
- 企業さんと名刺交換できるので、冊子に連絡先書いてても名刺は必要
金額について
-出展費用:108,000円
-B0タペストリー:10,610円
-A4二つ折り冊子(800部):9,640円
-名刺(700部):4,000円
—–合計:132,250円
交通費(大阪から)
-新幹線:2.8万円
-宿泊(3泊/朝食付き/ビッグサイト徒歩10分):3.8万円
-食事:1万円弱
—–合計:76,000円
全合計:208,250円
※表示は税込(8%)価格です
来年は出店料が今年より値上がり+消費税も10%になるのでより高額になります。4/26までのお申し込みですと税抜き11万円なのですが、それ以降は税抜き14万円になるのでお気をつけください。ちなみに税率は開催時期によって計算されるので、いつ申し込んでも10%には変わらないです。
追加でクリエポのブースの件なのですが、開催中に申し込めばその年の出展者でも、普通の来場者でも場所を指定できますが、それ以外の日に申し込むと場所は運営が選びます。
- 出展料に注意!(税率も変わるので計算はしっかりと)
- 4/26までだと早期割引できる!
- ブースの場所にこだわりたい人は開催中に選ぶ
- 地方勢は来年25万円くらいかかるかも
所感と反省
所感
- 東京の企業さんと出会えるチャンスがあるのは大きい
- 出展者はほぼ絵描き
- 近隣ブースの方々と仲良くなれるのでクリエイター仲間が増える
- コンテンツEXPO(企業ブース)がとてもおもしろい!
反省
もっと準備物を凝った方がよい
思った以上に道ゆく人はタペストリーしかみていないので、もっとわかりやすく売り売りしい文句を書いた方がわかりやすいのだと思います。私の2個隣の絵本ブースの方は、タペストリーに思いっきり大きな文字でセールスワードを書いていて、商談も大盛況だったようです。
出展者はほぼ絵描きなので絵は埋もれがちかも
クリエポ参加者はイラストレーターが多く、「イラストレーターゾーンにいきたかったけどブースがとれなかったので他のゾーンで出している」という方がとてもとても多かったようです。故に絵をアピールするようなタペストリーが多く
-デザイナーゾーンだけど絵描きと間違われる
-絵ばっかで飽きられる(歩きながら「同じようなのばっかだ」と言ってる方が会期中何人かいました。)
というネガティブ面が。①にも通づるのですがもしデザイナーゾーンで出すなら私のように絵をドーン!と乗せるより、セールスワードなど視覚的に「何ができる人か」を書くのが良さそうです。
まとめ
反省も多かったですが得られるものも多く、楽しい3日間でした。普段大阪で活動している身としては関東で活躍するクリエイターさんと繋がれたのはとても嬉しく刺激的でした。
早い方はすでにクリエポの効果で仕事を着実に得ていらっしゃるようで、クリエポの効果に驚きつつ、やはり見せ方って本当に大事だなあ、と。
来年の出展はまだ考え中ですが、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。