ちょうど一年前にこんな記事を書きました。
この記事を見返して驚いたのですが、その当時のフォロワーは1,333人。
(2018年4月23日時点)
現在は2,395人。1年で2倍(約1,000人)増えました!
(2019年4月23日時点)
この数字が多いか少ないかは人それぞれの価値観だと思いますが、フォロワーを増やしたいと思われている絵描きさんのお役に立てれば幸いです。この記事ではフォロワーが増えた理由の分析と1年前の目標の振り返りをしていこうと思います。
contents
先に結論
1,000人もフォロワーが増えた理由は、
数回バズったのと、平日に漫画更新を開始したことです。
具体的には
- 約1万RT、4万いいねの大きなバズ
- 他約1,000RTレベルのバス数件
- 今年から始めた平日更新漫画
を、したことだと思います。
そこから思うのが、
「共感できる作品投稿の多さでフォロワーは増える!」です。
▼今年の5月に結構バズったツイート。
こちらで、学生さんを中心に幅広い方々約700人くらいの方にフォローいただきました。
https://twitter.com/m_msak7/status/995627438351646720
共感できる作品とは?
よく聞く話ですが、Twitterは「共感のSNS」と言われています。「あ、わかる!」「それなー。」と思うものがいいねRTされるのです。それは絵でも同じで「ああ、こういう女の子かわいい!」「こういうアイテムやモチーフ好きだわ!」と思われるものがRTされるのだと思います。俗っぽくいうと、「いかに他人の癖(へき)に刺さるか。」です。
それは漫画でも同じで、「こういうシチェーションわかる!」「こういうことあるよな。」と思わせることができれば、いいねRTにつながるのです。しかも漫画はコマ割でストーリーを見せやすいところからイラストより共感されやすいと思っています。(あくまで個人的意見ですが。)
では、絵描きが全員漫画描けばいいのか、といえばそうではなくて、絵を描く際に
- これは誰かの癖(へき)にささるだろうか
- 自分の描きたい(アピールしたい部分)がちゃんと魅力的に伝わるか
- ストーリーを感じさせられることができるか
と言った点に注意すれば、共感を生みやすいのではないかと思います。例えば上記のバズった絵はまさに私の「こういう可愛い女の子好きなんだ!同じ癖の人いるだろ!?」という思いで描いて、女の子の可愛い(アピールしたい)部分を描いた結果、多くの共感に繋がったのだと思っています。(この絵自体にストーリー性はないですが、テーマが「街で見かけた可愛い女の子」でした。)
きっとみなさんがいいねRTする作品も、なにかしら自分に刺さるものがあったからのものだと思います。そこにあまり画力は関係ないと思うので、必ずしも絵が上手くないとバズらないかといえばそうでないと思っています。
昨年の記事まとめ
過去の記事に対して、ふりかえりをしていきます。こちらも気にかけていたらもっと成果が出やすいんじゃないかなと思います。
自分のTLの精度をあげる
①マイナス発言や批判発言はしない
②RTは一定時間経てば外す
③バズるorバズらないの考え方
これは結構実行できたかと思います。
①について、愚痴などを極力言わないのがベストですが、どうしても言いたくなることありますよね。そういうときは「有益な情報になるようにして発言する」ようにしたり、「オチをつけて少しくすっとできるよう」にしました。
有益な情報とは、例えばこんな感じです。
「なんで絵がこんなに下手なんだろうか・・・。そういえば○○さんは○○をして上達したって昔記事に書いてたな。試してみるか。」
こういうとネガティブだけれど、他の絵描きさんの上達法(有益な情報)もまぜているので、ネガティブ100%になりませんし、自分の精神上も健康です。
また、関西人的な考えですがオチをつけるときはこんな感じです。
「なんで絵がこんなに下手なんだろうか・・・。先日も友人に関節バッキバキやんって言われたし・・・。でもそこまでバキバキでもないやろ・・・・。むしろそこまでやったら死んでるやん・・・。」
雑ですがこんな感じです。(ギャグセンスは求めないでください。笑)
ターゲティングする
①自分のTLはどんな人が見てるか
②発言の取捨選択
自分の場合は、
- 絵を描く人
- デザイナーなど制作職の人
- フリーランスやフリーランス絵描きを目指してる人
にターゲットを絞っています。そのために極力それ以外のことは呟かず、時事ネタも上記のターゲットに合うときにのみ、乗っかるようにしました。
段階的に増やす
①神絵師の真似をしない
②絵垢になりたければ自身のコンテンツを持つべし
③絵垢の価値は上がって来ている
これが昨年から一番がんばったところです。神絵師のうわべだけの真似は一切やめて平日漫画更新をはじめました。そしたら徐々にフォロワーさんが増えてきて最近では「漫画見たことあります!」「更新楽しみにしています!」とお声やリプをいただくようになりました!
▲ここ1ヶ月のアナリティクスのデータです。(2019年4月23日時点)
以前はバズらないと全然フォロワーは増えなかったのですが、わずかではありますが最近は少しずつ増えていっています!
まとめ
自分もまだまだではありますし、たくさんフォロワーがいらっしゃる方々に比べたらへこみますが、約1年戦略的にがんばった結果がこのような感じです。
もちろん、SNSの数字が全てではないし、そこに固執することはないです。(それをいうとTwitterをやっていないイラストレーターさんだって多いわけだし。)
しかし、フォロワーさんがいらっしゃるということはそれだけ注目してくださっている方が多いということなので、チャンスに巡り会える機会があるのも事実です。実際に最近では「SNSを見て存在を知りました。」とお仕事のご依頼をいただくようにもなりました。
こちらの記事がすこしでも同じような立場の絵描きさんのお役に立てますと幸いです。